さて今回のお話は納棺についてです。もし葬儀社さんに伺った際に急に納棺いくよ~って言われた時にスマートな対応が出来ると、とても喜ばれますのでアドバイス!
①持って行く物
お棺・棺布団・棺台・帷子(かたびら)・編笠・草履・ドライアイス・ドライパック・パッキン(棺と体の隙間を埋める物)綿花(顔周りを整える脱脂綿)その他(清浄綿・末期の水・後飾り段・最近では使用しないが棺の下に敷く物・棺掛け・守り刀)
②自宅納棺の場合の準備
まず故人様が寝ているお部屋の準備をします。枕飾りや枕花等をじゃまにならない場所に移動する、部屋が狭い様なら隣に部屋などに移動する。故人様に掛けている掛布団を外し、あてているドライアイスを外す。この時、故人様の体に霜が残っているようなら取り除いてあげて下さい。できれば家族が故人様の周りに座れるように敷布団ごと部屋の中央に移動する。旅支度の準備をする。帷子の箱には帷子のほかに足袋(たび)・脚絆(きゃはん)・手甲(てっこう)・お数珠・六文銭が入った頭陀袋(ずだぶくろ)・天冠(てんかん)・帯(こしまき)が入っているので担当者が使いやすいように種類別に分けておくと喜ばれます。旅支度に入る前にたまに略式の湯灌の儀(ゆかんのぎ)をすることもあります。湯灌とは故人様を洗い清めてあげることですが、略式の湯灌とは清拭(せいしき)の事で拭いて綺麗にしてあげることです。消毒液(アルコール)を湿らせてある清浄綿で拭いてあげることが多いです。この清浄綿は一袋に10枚も入ってないのですが、うまく剥がすと15人分位は用意できます。納棺に立ち会う家族の人数を確認し準備すると良いです。それと故人様に末期の水を差し上げる時もありますので行う場合はお水の準備もしておきます。いかに準備をしておくかが大事!
この続きは次回にしたいと思いますが、
現場で困った時や気になる方は気軽に寝台部に相談して下さいね。
ちなみに企画でバイク乗りってどれ位いるのだろう…企画ツーリングしたいなぁ~♪
連絡待ってます!!●澤まで!