お疲れ様です。みなさんGWはどぉ過ごされましたでしょうか?
5月は五月病というだけあってほんわかした気分になり、ヤル気が起きなくなりやすい時期ですが。
テンション上げていきましょう!
今回は海外への空輸のご依頼!国内の空輸は何度かありましたが、海外への空輸は寝台部を始めてから2回目です。緊張しました(汗)
故人様は外国の方でご家族が故郷へ連れて帰り埋葬したいとの事でした。故人様は急死だったので警察署にお迎えに上がりました。警察署には家族の方々(日本語の話せない人達)と領事館の方がおられ、まず領事館の方へ挨拶をすると「英語は話せますか?」と…ムリッす!
ホント領事館の方がいてくれて助かりました・・汗
意味は全然分からない英語で書いてある書類に、家族に記入して頂き(たぶんエンバーミングの依頼書)ご出発のご準備。家族に故人様とご面会をしてもらい「それではご出発をさせて頂きます」するとお経のような歌を家族の方々が歌いはじめました。異国の地にいるかのような錯覚を感じながら、エンバーミングを施すため戸田斎場の霊安室まで向かいました。その日は霊安室にご安置し終了。
翌日、戸田斎場にエンバーミングをおえた故人様をお迎えに上がりました。
お国によって違いがあるのかもしれませんが、海外にご遺体を送る際にはエンバーミング処置(防腐処置)を施さないといけない場合があるのです。(領事館・大使館の指示です)
空輸用の棺も特殊で棺の内側に鉄板が貼ってあり重さはなんと200㎏オーバー!高額です!汗
空輸棺の蓋を電動ドライバーで厳重にとめ(まさに職人)ご出発。
途中の高速道路で予想外の渋滞にはまりビビりましたが成田空港に到着。貨物ターミナルに行き、手続きやID確認をしてから寝台車ごと貨物ブースに突入!お棺を降ろすとフォークリフトがやって来て故人様を軽々と持ち上げ飛行機に荷物を乗せるための台のパレット(三帖位の大きさ)の上に降ろしビニールシートやロープで固定し搭乗準備完了。で業務終了となりました!