2017年4月10日月曜日

あの宮型霊柩車は今…

筆者が新人の頃だった13年前はまだ神奈川・東京都内でも出棺車両として定番だった『宮型霊柩車』。最近ではほとんど見かける機会もなくなってきてますよね?主な理由として①家族葬が増え、近所に不幸を知られたくない遺族の増加により、派手な車両を避ける傾向がある②葬儀代金の明瞭になってきた昨今、高額な霊柩車を使用しない傾向がある。など考えられ、また自治体によっては地域住民などの気持ちを尊重し、不幸を連想するような霊柩車の規制なども進められ、火葬場によっては宮型霊柩車での出棺を禁止するなんて場所も…。
 全盛期の頃は日本で約2500~3000台もの宮型霊柩車が活躍していたそうですが、現在ではおよそ600台にまで減少しているのだそうです。大半の宮型霊柩車が廃車になっていく中で、実はある海外の国に人気が高騰中なのだとか。
 その国とは、モンゴル!!

どうやら日本で1990年代に活躍していたモンゴル出身の力士達が帰国後に広め伝わったらしいのですが、モンゴルの人達から言わせると宮型霊柩車は『走る寺』だそうです。日本で産まれた宮型霊柩車が、日本で廃れ、海外で人気になるとはなんとも皮肉な話ですが、作った職人さんにとっては嬉しい知らせかもしれませんね☆

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