2015年8月8日土曜日

田舎でおくりびと体験


 私事ですが先日田舎の伯母を看取りました。
会社にはしばらくお休みをいただきまして病院で看病していました。
病室で容体が急変し、最後は私一人で見送ることに。
看護師さんに 
「もう いままでさんざん頑張ってこられたから・・・」
という言葉に促され、呼びかけるのをやめました。

今までの伯母との思い出が走馬灯のように駆け巡り、
ただただ感謝の思いで胸がいっぱいになるのを感じました。

田舎のことですから、こちらとは少々葬儀の手順が違いましたが、
葬儀屋さんに無理を言って、伯母の葬儀は伯母への感謝と恩返しを表現しようと
花祭壇を自分で挿させていただくことにしました。

祭壇の花にはひとつひとつ意味を持たせ、この菊のラインは
よくしていたネックレスをイメージしてとか、ここは伯父が好きだった花をとか、
遺影の周りには北海道旅行で遭遇した広大なひまわり畑をとか・・・
ほんとうに自由な花祭壇にいたしました。

葬儀には感謝と恩返しをテーマに臨みましたが、
菩提寺さんや親せき、会葬者の方々にも故人を偲べるいいお式でしたと
喜んでいただきました。

喪主を務めながらの準備でしたが、できうる限りの精一杯をはたしました。

お式が終わってお隣の方があいさつに来られてお話を伺いましたが、
それが鳥肌ものでした。

通夜が終わった夜のこと、
伯母がそのお隣さんの夢枕に立ち、
『これでわたしも安心して逝ける』
と言った後、姿を消していったとのこと。

神仏や隣近所の方々をとても大切にしていた伯母。
それは間違いなく浄土へと帰って行ったんだなーと思った瞬間でした。

葬儀を通して、感謝と恩返し 
さらには天国 浄土へと間違いなく送れる道を作ることの大切さを
学んだような気がいたします。


2015年7月17日金曜日

思い出がいっぱいにつまったアルバム

毎月11日になると東日本大震災で犠牲になられた方々に思いをはせます。

震災直後に救援物資を持って訪れた被災地。
そこは何をどうしたらこんなことになるんだろうというほどの悲惨な状態でした。

自衛隊がやっと瓦礫を取り除いて意地でも通した一本の道。
その道は本当に狭いものでしたが、希望の道でした。

ふと、車から降り辺りを見渡すと、そこには確実に誰かの大切なものであったであろう品々が
泥をかぶり、散乱していました。その光景に思わず絶句でした。

そこにはアルバムから引き離されたであろう写真も多数ありました。

思い出がたくさん詰まっているアルバム。

その思い出と尊い命と、その土地で歴代築いてこられたすべてのものが
津波で飲み込まれてしまったのですね。

写真に写っている方はご無事であったんだろうか?
この写真を持ち主にお届けしたいと思いながら、どうすることもできなかったことを
思い出します。

“無力“を身を以て感じた瞬間でした。

写真はその時代やその瞬間に思いをタイムトリップさせてくれるものですよね。

ご葬儀の時に、式場に思い出の品とともにお写真をお持ちいただくことも多々あります。

一枚の写真、一冊のアルバムを通じて人と人をつなげていく瞬間があります。
不思議ですね。
こちらもその輪に参加させていただくことも。

ご葬儀の場が人と人をつなぐ大切な場でもあることを改めて感じるのです。

東日本大震災の月命日である11日。
私たちは無力ですが、彼の人と人とを結ぶ役目と
そういう場を作れるようにしていきたいと思います。


7/11記

あじさい忌


 台風11号の影響や被害が各地から報告されています。
皆様方のところはいかがでしょうか?

今日 7月17日はあの石原裕次郎の忌日。
あじさいが好きであったという裕次郎さん。
それでこの日を“あじさい忌”と呼ぶそうです。

裕次郎さんは実は雨男で、命日の行事はいつも雨の日となり、
この日を“裕次郎雨”とも呼ばれるようになったとか。

裕次郎さんが亡くなったのは昭和 62年 (1987年) のこと。
あれから27年になるんですね。

先日 裕次郎さんが眠られるお寺に吉澤企画のスタッフがお仕事で伺いました。

裕次郎さんのお墓にもお参りしてきたそうです。

一輪の花や、雨の匂いが彼の人を思い出させてくれる。
それだけ大きな存在だったんですね。

私たちの周りにも、五感を通じて彼の地へ往かれた方々を思い出し、
偲ぶことができることを教えてくれているようです。





2015年7月7日火曜日

研修・研修・研修~止まらないんです!向上心!

※納棺のレベル向上!より美しく
ご納棺後の仕上がりに個人差があっては商品にならないのでは?キカクでは、仕上がりを統一するチェックを行っています。また装飾につかう綿の素材をフワフワな物にグレードアップ!
※吉澤企画の新人さんは使ってます!
ストレッチャーの使い方講座。あげたり下げたり摘んだり下したり。これだけでも新人さんには大事な経験になります。様々なケースを想定してさあ練習。
※エンバーミングの基礎知識向上!!
どんな時に有効なのか?効果は?手順は?メリットは?注意点は?など、講義は基礎中の基礎から始まりました。施術がもたらすご遺族へのグリーフサポートといった、メンタル面まで話が及ぶと、もう深夜。最後は、エンバーマーであるご本人が大切にしている事に一同共感。ぜひとも次のステップを!とお願いし、次回はメイクについての講習を開催して頂く事になりました。

 

2015年6月27日土曜日

自己と向き合う



 梅雨の合間の晴れ間を利用して鎌倉まで行ってきました。
アジサイはどこも花盛りで、明月院などはアジサイを求めてたくさんの
観光客の方々が押し寄せておられました。

明月院にもほど近い臨済宗建長寺派の総本山である建長寺にも
訪ねてみました。


さすがは禅寺 敷地内はきれいに掃き清められ、庭園も見事。

坐禅も行われているようでした。毎週金曜日と土曜日の17時から座禅会も
設けられているようです。
書経もできる部屋も用意されていました。

自分と向き合い、静かに瞑想にふける。
こういう時間も大切だなと思います。

人の心を見失いがちにならぬよう原点に戻る。
たまに神社仏閣めぐりを通して、ご利益だけでなく
真剣に供養ということを考えてみたいなと思いました。

供養とは故人に対しての尊敬の表現だと思います。

ご葬儀関連のお仕事を通して僕たちが供養に対してできること
もっと深く考えていこうと思っています。






2015年6月25日木曜日

現場で困った その時に

新人さんが現場で遭遇するいろいろな問題。
それらの多くは、先輩スタッフもかつて通過してきた道だったりします。
それらの困った困ったを少しでも解決しようと、
先輩スタッフが立ち上がります。
そんな頼もしい先輩たちがいるから
新人さんが安心してお仕事ができるという環境作りをさらに
進めていくと申しております。
そんな先輩がたくさんいる会社なんですよね。手前味噌ですが。。。

2015年6月22日月曜日

初めて寝台のお手伝いをした新人さん

 本日寝台搬送のお仕事で
初めてご自宅にて先輩スタッフと共にお棺を寝台車までお運びしたI村さん。
もちろん先輩スタッフが現場でしっかりとアドバイス。
こんなに緊張したのは久しぶりと現場終了後感想を伸べていました。
そうそう、そういう気持ちを忘れないようにしてほしいですね。
ご家族にとって大切な方をお運びするお仕事。
もちろん、故人様だけでなくお棺自体やおうちの壁などを傷つけないように
細心の注意が必要ですから。
油断しているとトラブルになりかねない!
緊張したという言葉を聞いて、こちらも襟を正される思いでした。