連続テレビ小説をご覧になっている方も多いと思います。
企画のKさんも、出勤途中の車の中で番組を聞いているそうです。
(運転中なので音声だけ)
そんな話をしていたら、スタッフのIさんの身近な方が出演しているとの
まさかのカミングアウト。
個性的な方なのですぐにあの方だとわかりましたが、
これであの番組もまた見方が面白くなってきました。
ところで、ご葬儀の場でも時たま連続テレビ小説の話題が出てくることもあるんですよね。
特に時代背景が故人とシンクロした時などにですが、
番組に出てきた話題であったり、流行っていたものであったり、
食事であったり、その食器であったりと話題には事欠きません。
それらがきっかけで故人の過ごされた時代が少しだけ身近になったりするものです。
苦労をしていたという故人様のお話を伺うたびに、
その時代の状況を想像してみる。
そうすると、故人の歩んでこられた人生という歴史の重みを感じざるをえないんですよね。
今の連ドラは現代劇ですが、いろんなところに故人を偲ぶことのできるものがあるようです。
ご葬儀の時によく宗教者さまにお話を伺うことがあります。
以前はよく『一番の供養ってどうしたらいいんでしょうか?』
と聞いていました。
すると多くの宗教者の方の答えがほぼ一致していたんですね。
その一つが「故人を思い出すこと」
そしてもう一つが「故人に感謝すること」
故人を思い出すというのは、故人のことをよく知らないと出てこないですよね。
いつどんな時代背景でお生まれになったのか。
育ってこられたのか。
その中での、生き方。歩んでこられた人生に思いをめぐらす。
そして、出会いに、また縁に感謝していく。
そこにその方が生きてこられた人生に
輝きをプレゼントすることができるのではないでしょうか。
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